１８０話

しばらく呆然としてしまいました。

今週のタイトルも、なんだか皮肉……

先週は石垣や筑紫のことが気になって、笹塚に関しては「笹塚は大丈夫だよ～」なんて楽観視していました。

刺されるだけですむと思っていたのです。きっと助かると。
でも、さ。

笑えない展開。

やっぱり、いまでも心のどこかでは「笹塚はきっと大丈夫」っておもってるんです。だけど、至近距離で頭……
しかも銃は６の部下がもっていたらしいもの。森鷹さんが「笹塚が持ち込んだ銃なら殺傷能力を抑えてある可能性が」と言ってらして、その可能性に全力で懸けたいです。

イレブンが記憶を読んで石垣になっていたという展開は、間者説で疑心暗鬼になっていた私にはちょっとした衝撃でした。
そういう方向できたか、と。
ゆーせー先生はその辺を見越していたのかな。
でも、イレブンが記憶を読めるって事は、「シックス」が自分に対してしてきたことも全部わかっちゃうわけで。
「シックス」の記憶だけは読めないようになってるのかな？
自分のされてきたことやアイさんのことを知って、それでも「シックス」に従順でいられるってなかなかできないもの。
再教育のおかげ？
これで弥子ちゃんたちの記憶を読んだ時に暴走するんじゃないかとか、「シックス」を殺すのはイレブンじゃないかとか月並みなことを考えている河合です。
それにしても、アイさんが飛行機の中で出会ったあの少女がＸの原型だったとは。そういえば髪質も目の色も「シックス」に似てる。
先生、ここでも長めのパスを！！


弥子ちゃんがあの状況で見ていることしかできないのが、リアルで好きです。
あそこで、「やめてーっ！」って泣きながら叫ぶのがじゃんぷのヒロインぽいけど、それをしないのがゆーせー先生のすごいところだなあ。
だけど、そのどうしようもなく悲しい気持ちはネウロの肩に落ちた水滴を涙に例えてあらわしているし。（これも森鷹さん説）


ただ、笹塚にはもちろん死んで欲しくないけど、中途半端な蘇生はないほうがいいな。ゆーせー先生のことだから、予想外ながらも納得のいく展開を用意してくれているとはおもうのですが！



それからそれから。
笛吹さん！笹塚と初めて出会ったときの笛吹さん、かわいいな！第一声からイヤミだったとは（笑）
そして、筑紫が既にいる！！！
という事は、笛吹さんと笹塚は２年生以降に仲良くなったのね。
１年生で既に笛吹さんと一緒に居る（まるで告白についてくる女友達のように）筑紫に、いい意味でなんだかイラッときます。
笛吹さんと筑紫の出会いとか、その辺もうちょっと詳しく……！！（私の出会い編小説は真っ向から否定されるけどね！）